A. 弊社オリジナルドアに関しては、3次元兆番を採用しており、ある程度の反りや歪みはそちらで調整していただく形になりますが、最大限調整をした場合においても、生活に支障をきたす事例が出た場合には、交換対応(代替品の郵送、取付はお客様による手配)をさせていただいております。
なお、通常、建具を収めてから、1年間は四季を通じて収縮等が起こる場合もございますが、2年目以降、環境に無垢材が馴染んでいき動きは少しづつ少なくなっていくと思われます。
Q. 枠巾の違いがよくわからないのですが、普通の片開き戸の場合はL110でも大丈夫なのでしょうか?
A. 枠巾は壁の厚みによって変更いたします。一般的に戸建て住宅の場合にはL160を使用する場合がほとんどで、L110は、主にマンション・集合住宅など、取付場所の壁の厚みが薄い場合に使用いたします。
LOHAS material無垢建具の納まり図も参考にしてご確認ください。
Q. クローゼットを引き戸仕様で製作できますか?
A. ドアの仕様に引き違い戸がありますので、こちらをご利用いただくことで可能となります。
その場合、高さは最大2150mmとなります。
Q. 建具を杉・パイン材で製作するとき、節は含まれますか?
A. 建具にはなるべく節が入らないように製作させていただいておりますが、どうしても節が入ってしまうことがあります。また、ドア枠については、節が入るものもあります。
建具であれば全面に出るほどの節はないかと思いますが、完全に選り分けることはできませんのでご了承くださいませ。
節がご心配のようでしたら、濃い目の色(ダークブラウンなど)を塗装していただければ多少は目立たないように感じるかもしれません。
ただ、見た目の印象は個人の好みにもよりますので、一概には申し上げられませんことをご了承くださいませ。
※節や導管の周囲は塗料の吸い込みが悪く、目立ってしまう恐れもあります。
Q. 引き違い戸が反ってしまい、干渉してしまいます。対処方法を教えてください。
A. 基本的には、引き戸の下部に取り付けている「戸車」にて調整が可能です。
戸車とは、開閉をスムーズにするための車輪で、高さや傾き、前後などを調整する調整機能がついています。
弊社の戸車は、
上下 プラスマイナス3mm
左右 プラスマイナス2mm
の調整ができます。
なお、生活に支障をきたす程、反りや歪みが出た場合は、ご相談下さいませ。
Q. 無垢建具に水性塗料を塗ることはできますか?
A. 無垢建具には油性塗料を推奨しておりますが、やむをえず水性塗料を使用される場合には、シーラー等で吸い込みを止めた後、水性塗料を塗装してください。
※シーラーの塗り回数・種類などは、使用塗料メーカーの施工要領書に則って施工してくだい。
なお、水性塗料で施工された場合には、反り・割れ等につきましては、保証対象外とさせていただいております。
Q. 反りや歪みは出ますか?
A. 環境の違いによって反り・歪みが出る場合があります。
個々により感じ方は違いますが、木は温かみを味わうことができる反面、若干の反りや歪みが収縮膨張時に出ます。これは木のもつ多孔質 という特性が残っているためです。
多孔質とは多数の穴があいているということで、湿度が高い時は湿気を吸収して膨張し、湿度が低い時は水分を放出して収縮します。そのため、無垢材を使用する場合、反りや歪みは避けられない木の性質なのです。
逆を言えば、この性質は調湿機能があると言うことです。木は一生懸命呼吸して私たちの暮らしを快適にしてくれています。
ご購入の際は、その点を考慮して頂き、木と共に年月を重ね、よい味を出して頂ければ幸いです。
反りや歪みが出てきた場合、通常、ある程度の期間使用し、1年間四季を通じて、温度や湿度の変化を経過する事で無垢素材自体の動きも安定してきますので、状況経過の様子を見させて頂く場合もあります。
生活に支障をきたす程、反りや歪みが出た場合は、上記の限りではございませんので、その際にはご相談下さい。
Q. 色にムラはありますか?
A. 合板が出回っている今、無垢材を見ると色ムラに対して「不良品ではないか」、「こんなに色ムラがこんなにあるとは思わなかった」などの意見を頂くことがあります。
無垢材の場合、グレード・育つ場所・木1本1本の個性によって色のばらつき違いが必ずあります。
さらに人の手によって仕分けされている事もあり、見るからに違う色が入っている事もまれにあります。
また、グレードによって節の多い少ないなどもあり、まったく同じ色柄は存在しません。
ですが、このことを考慮しながら無垢材を上手に使って頂ければ合板とは違う愛着がわいてくることは間違いないと確信しております。
いわば、お客様だけのオンリーワンな一品です。
※合板はその表面に色ムラのないプリント合板や薄くスライスした木を接着剤で貼り付け塗装するため、色合いが安定しています。
Q. 木材の強度について教えてください。
A. 強度は木によって違いがありますが、日本の古い建造物、五重塔などが崩壊せずにいまだに建っている事はご存じかと思います。
木の種類によりますが、一般に針葉樹は伐採してから数十年から数百年までの間、強度が増加すると言われています。
一方、その他の建材(コンクリート・合板・鉄等)は出来た時が一番強度があり、その後低下します。
長い目で見ると、いかに無垢材が住宅に適しているかがわかると思います。
Q. 表面仕上げの塗料はなにを使用していますか?
A. 表面仕上げ塗装には、自然素材を使用した安全な国産天然木材用保護塗料の植物オイル「LOHAS OIL」を使用しております。
料理にも使用される亜麻仁油を主成分とした安全な天然木材用保護塗料です。
速乾で低臭、のびがよく塗りやすいため、商品としても販売しております。ぜひご確認下さい。
Q.無垢材は高いイメージがあるのですが?
A. 当社では自社工場にてオリジナル建材を製造することで、コストダウンを実現しております。
Q. ウレタンクリアとクリアオイルとのちがいは何でしょうか?
A. ウレタンクリアは、木の表面に薄い層を作るため優れた撥水性がありますが、木が呼吸が出来なくなるために、本来持っている吸放湿性を失ってしまいます。
仕上がりは、ビニールのようなツヤがでます。