にかわ職人は元々が画像のように茶色です。
接着後も無色になるわけではなく茶色の色味は残ります。
コーキングガン用の取り扱いはなく、チューブタイプのみとなります。
また、ガンに直接入れるタイプでのご使用も、粘度があることと固まることによって、目詰まりの恐れがございますので、使用不可となります。
常態接着強度:約17.1N/ミリ平方メートル
参考値(コニシ木工用ボンド):常態接着強度:約10N/ミリ平方メートル
にかわ → 牛の骨のまわりのゼラチン質
木酢液・ヒバ油 → 青森県産
にかわ職人は、使用する際に湯煎もしくは温蔵庫にて加温いたしますが、63℃以上の状態が継続的に続いてしまうと、接着力が徐々に落ちてきます。
(にかわの接着力が無くなると、シャバシャバの液状になります)
年間通して雨が多いなど、直接雨が継続的に当たる箇所ではない限りは、接着後の強度が落ちることはほぼありません。
ただし、湿度が高いと、接着に要する時間は若干長くなる傾向にあります。
※にかわ接着剤に含まれる水分蒸発に時間を要するため
通常よりもやや長めに圧着して頂くことも心がけて頂ければと存じます。
にかわは木の目である導管仮道管に浸透し、そこでまるで錨を引っかけるようにして、接着硬化します。
(にかわのアンカー効果と言われます。)
そのため、この木の目となる部分に塗料が詰まっている場合や、塗膜で覆われている木、木目が詰まっている堅木系は接着に向きません。
できれば塗装前に接着をしていただくことをお勧めしております。
水で薄めてしまうと接着力が落ちますので、水で薄めてのご使用は出来ません。
原料のにかわは水で溶解する性質を持っており、直接水に触れるようなところでなければ使用は問題ありませんが、耐水性能を有する場所での使用は推奨しておりません。
コラーゲンやゼラチンの粗いものが「にかわ」のため水溶性である点はご注意いただければと思います。
よって、水廻りでの使用については十分ご注意ください。
にかわ接着剤に対する質問は様々ございますが、中でも多い内容として、『使用期限はありますか?』『使用期限はどの程度ですか?』など、期限に関するご質問を多くいただきます。
▼『未開封2年』『開封後6か月』となります。 *適切な保管条件の場合
▼キャップをしっかり閉め、冷暗所に保管する。(保管条件:5~25℃)
※5℃以下の場合は凍結の恐れがあり、凍結した場合は解凍しても十分な接着強度が保てませんので再使用できません。
▼使用期限が切れている
▼湯煎を繰り返している
▼猛暑時など過度に気温の高い状況で保管している
▼接着をしても固形化せず半液状態である
▼寒い時期の保管時に完全に固まらず半液状態である
OK-DEPOTの『にかわ職人』は、全成分公開の自然素材100%であり安全性に優れると共に、
適度な粘度でタレが少なく使いやすいのが特徴です。
是非、適切な保管条件を参考にお使い頂ければ幸いでございます。
使用出来ます。
木と木を接着する用途で使用できますが、含浸系の塗料の為、ウレタン塗装など塗膜がある木製品には使用できませんので、ご注意くださいませ。
にかわのみで使用しますと、水やお湯につかった場合腐敗しやすくなります上、使いにくいかと思います。
にかわ職人は、防腐剤として木酢液を使っており、また木質セルロースを使うことによって粘性調整を行っておりますので、にかわのみよりは使いやすいかと思います。
その通りでございます。
にかわをお湯で溶いて液状化したものは、夏場であればそのまま使えますが、冬場は硬化してきます。これを常温でも使えるようにすることは、現在の科学では難しいと思われます。
にかわがなぜあれだけの強度を出せるかは未だにそのメカニズムがよくわかっておりません。ちなみに、にかわ職人に塩を入れると冬でも液状化しますが、強度がなくなります。にかわは寒さで硬化するものが、接着強度を有すると言えます。
夏場ににかわ職人を使っていて、一時的に室内が高温になったとしても接着強度が落ちることはありません。しかしながら、にかわは長時間の高温には弱く、にかわ職人を63℃以上の状態で数日間置かれると劣化し、接着力がなくなることはあります。
逆に、冬場はにかわの特性上冷えると固まりますので、木ににかわ職人を付けた後、寒さでにかわが硬化し、期待される強度が出ないことがあります。こちらの方がよく起きることですので、注意が必要です。
にかわは木の目である導管仮道管に浸透し、そこでまるで錨を引っかけるようにして、接着硬化します。(にかわのアンカー効果と言われます。)
そのため、この木の目となる部分が詰まっている木、いわゆる堅木系はあまり接着に向きません。
基本的には使用可能です。但し、にかわは含浸系の接着剤となりますので、含浸しづらい木(接着剤の染み込みの悪い木)には適しておりませんのでご注意ください。
また、にかわは水に弱い性質を持っておりますので、接着面に水がつく可能性がある箇所への施工はおすすめしておりません。
にかわ職人は含浸系(がんしんけい)の接着剤で、染み込んで固まる商品になります。 木質系の接着剤として適しておりますが、反対に染み込まない材料は接着出来ません。
残念ですが、お問合せの商品への接着剤としては適してないものとなります。
又、通常の無垢フローリングでも裏面にウレタン塗装されている商品にも適しておりませんので、ご注意ください。
開封前は製造日から2年、開封して半分程使用した後は6ヵ月となります。
※暗所にて保存してください。
にかわ職人は使用する前に40~55℃のお湯につけて温めてからご使用いただきます。
何度も繰り返し温めた場合は上記の保存期間より前に劣化する場合がございます。
にかわ職人330mlをgにしますと、350gでございます。
使用量:80g~160g/㎡は、ベタ塗りした時の目安となります。
床材を貼る際、1㎡で使用量は約100gの計算となりますので、350gチューブ1本で約3.5㎡の計算となります。
施工面積(㎡)=○○(坪)×3.3ですので、施工面積(㎡)/3.5=必要本数が算出できます。
(例)40坪(132㎡)の接着には、必要本数はおよそ38本でございます。
弊社の無垢床材(フローリング)施工マニュアルの推奨接着剤でもありますので、ご使用いただいて問題ございません。
【推奨接着剤】
・変形シリコーン樹脂系 SE-700(アイカ)
・ウレタン系木工ボンド KU928CX(コニシ)
・にかわ職人