にかわ職人は元々が画像のように茶色です。
接着後も無色になるわけではなく茶色の色味は残ります。
コーキングガン用の取り扱いはなく、チューブタイプのみとなります。
また、ガンに直接入れるタイプでのご使用も、粘度があることと固まることによって、目詰まりの恐れがございますので、使用不可となります。
にかわ職人は、使用する際に湯煎もしくは温蔵庫にて加温いたしますが、63℃以上の状態が継続的に続いてしまうと、接着力が徐々に落ちてきます。
(にかわの接着力が無くなると、シャバシャバの液状になります)
年間通して雨が多いなど、直接雨が継続的に当たる箇所ではない限りは、接着後の強度が落ちることはほぼありません。
ただし、湿度が高いと、接着に要する時間は若干長くなる傾向にあります。
※にかわ接着剤に含まれる水分蒸発に時間を要するため
通常よりもやや長めに圧着して頂くことも心がけて頂ければと存じます。
にかわは木の目である導管仮道管に浸透し、そこでまるで錨を引っかけるようにして、接着硬化します。
(にかわのアンカー効果と言われます。)
そのため、この木の目となる部分に塗料が詰まっている場合や、塗膜で覆われている木、木目が詰まっている堅木系は接着に向きません。
できれば塗装前に接着をしていただくことをお勧めしております。
水で薄めてしまうと接着力が落ちますので、水で薄めてのご使用は出来ません。
原料のにかわは水で溶解する性質を持っており、直接水に触れるようなところでなければ使用は問題ありませんが、耐水性能を有する場所での使用は推奨しておりません。
コラーゲンやゼラチンの粗いものが「にかわ」のため水溶性である点はご注意いただければと思います。
よって、水廻りでの使用については十分ご注意ください。
にかわ接着剤に対する質問は様々ございますが、中でも多い内容として、『使用期限はありますか?』『使用期限はどの程度ですか?』など、期限に関するご質問を多くいただきます。
▼『未開封2年』『開封後6か月』となります。 *適切な保管条件の場合
▼キャップをしっかり閉め、冷暗所に保管する。(保管条件:5~25℃)
※5℃以下の場合は凍結の恐れがあり、凍結した場合は解凍しても十分な接着強度が保てませんので再使用できません。
▼使用期限が切れている
▼湯煎を繰り返している
▼猛暑時など過度に気温の高い状況で保管している
▼接着をしても固形化せず半液状態である
▼寒い時期の保管時に完全に固まらず半液状態である
OK-DEPOTの『にかわ職人』は、全成分公開の自然素材100%であり安全性に優れると共に、
適度な粘度でタレが少なく使いやすいのが特徴です。
是非、適切な保管条件を参考にお使い頂ければ幸いでございます。
使用出来ます。
木と木を接着する用途で使用できますが、含浸系の塗料の為、ウレタン塗装など塗膜がある木製品には使用できませんので、ご注意くださいませ。
にかわのみで使用しますと、水やお湯につかった場合腐敗しやすくなります上、使いにくいかと思います。
にかわ職人は、防腐剤として木酢液を使っており、また木質セルロースを使うことによって粘性調整を行っておりますので、にかわのみよりは使いやすいかと思います。
その通りでございます。
にかわをお湯で溶いて液状化したものは、夏場であればそのまま使えますが、冬場は硬化してきます。これを常温でも使えるようにすることは、現在の科学では難しいと思われます。
にかわがなぜあれだけの強度を出せるかは未だにそのメカニズムがよくわかっておりません。ちなみに、にかわ職人に塩を入れると冬でも液状化しますが、強度がなくなります。にかわは寒さで硬化するものが、接着強度を有すると言えます。
夏場ににかわ職人を使っていて、一時的に室内が高温になったとしても接着強度が落ちることはありません。しかしながら、にかわは長時間の高温には弱く、にかわ職人を63℃以上の状態で数日間置かれると劣化し、接着力がなくなることはあります。
逆に、冬場はにかわの特性上冷えると固まりますので、木ににかわ職人を付けた後、寒さでにかわが硬化し、期待される強度が出ないことがあります。こちらの方がよく起きることですので、注意が必要です。
にかわは木の目である導管仮道管に浸透し、そこでまるで錨を引っかけるようにして、接着硬化します。(にかわのアンカー効果と言われます。)
そのため、この木の目となる部分が詰まっている木、いわゆる堅木系はあまり接着に向きません。
基本的には使用可能です。但し、にかわは含浸系の接着剤となりますので、含浸しづらい木(接着剤の染み込みの悪い木)には適しておりませんのでご注意ください。
また、にかわは水に弱い性質を持っておりますので、接着面に水がつく可能性がある箇所への施工はおすすめしておりません。
にかわ職人は含浸系(がんしんけい)の接着剤で、染み込んで固まる商品になります。 木質系の接着剤として適しておりますが、反対に染み込まない材料は接着出来ません。
残念ですが、お問合せの商品への接着剤としては適してないものとなります。
又、通常の無垢フローリングでも裏面にウレタン塗装されている商品にも適しておりませんので、ご注意ください。
開封前は製造日から2年、開封して半分程使用した後は6ヵ月となります。
※暗所にて保存してください。
にかわ職人は使用する前に40~55℃のお湯につけて温めてからご使用いただきます。
何度も繰り返し温めた場合は上記の保存期間より前に劣化する場合がございます。
にかわ職人330mlをgにしますと、350gでございます。
使用量:80g~160g/㎡は、ベタ塗りした時の目安となります。
床材を貼る際、1㎡で使用量は約100gの計算となりますので、350gチューブ1本で約3.5㎡の計算となります。
施工面積(㎡)=○○(坪)×3.3ですので、施工面積(㎡)/3.5=必要本数が算出できます。
(例)40坪(132㎡)の接着には、必要本数はおよそ38本でございます。
弊社の無垢床材(フローリング)施工マニュアルの推奨接着剤でもありますので、ご使用いただいて問題ございません。
【推奨接着剤】
・変形シリコーン樹脂系 SE-700(アイカ)
・ウレタン系木工ボンド KU928CX(コニシ)
・にかわ職人
木は調湿効果があるので収縮しますが、接着面が動くことはありません。
白ボンドを使用しても、にかわ職人を使用しても同じ作用が起きます。特に、木材の乾燥が十分でなく含水率が高いと、木材に含まれている水分が蒸発し木材の伸縮がおきます。 その際に接着面が剥がれることも、切れたりすることも、また接着力が強いと木材が割れてしまうこともあります。これはどちらの接着剤をお使いになっても同じことが起きます。
そのことを踏まえ、施工の際には、含水率20%以下の木材をお使いいただくことが、望ましいです。
布の接着につきましては、事例がないためはっきりとご回答が出来ませんが、 恐らく接着不可でございます。
にかわ職人は、乾燥するにつれ硬化します。お色味は、乾燥前・乾燥後ともに、赤茶色となっております。
弊社の『にかわ職人』は自然素材100%で安心な素材を使用しておりますが、アレルギー等に関しては、自然素材でも反応する場合があります。
全面に施工する前に、可能であれば、アレルギー反応を試していただくことをおすすめいたします。
ヒバや柿渋液のにおいというよりも、木酢液を使用しておりますので、木酢液の香りが目立ちます。部屋の中ににおいがこもるというより、『にかわ職人』を使用した部分のにおいを嗅ごうとすると気になる程度とはなっております。
しかし、1週間消えないようなものではなく、通常であれば、施工から翌日、翌々日には薄れてにおいもなくなります。
商品説明の欄に一部記載しておりますが、詳細はこちらの施工マニュアルをご覧下さい。
自然素材100%だということ以外に下記の特長があります。
・適度な粘度が有りタレが少なく使いやすい。
・接着面の浸透性及び密着性良好。
・接着後の強度良好。
・接着後の加工が容易であり尚且つ、加工用機械、工具類を傷めにくい。
・抗菌・防カビ作用有り。(化学的防腐剤は一切使用していません。)
・素地の呼吸を妨げない。
害はないですが、にかわは水に弱いので、接着面に水が入ると剥離の可能性があります。接着時間は季節などにもよりますが、12時間から24時間です。
にかわ自体のメリットとして、熱や水により接着成分が軟化する事で剥がす事ができ、仏像や楽器などメンテナンスが必要な木質系の物を接着する際には、非常に便利な接着剤ですが、その性能は、そのままデメリットとして、熱や水に弱いという事になり、今回の木質のコップや食器類などへの接着は不可となります。
自然素材100%接着剤にかわ職人は、床板・腰板・建具・室内建築用建材(合板・集成材含)・家具材などの木質材を接着するのに適しています。
※常時水のかかる箇所や屋外等の用途には使用しないで下さい。
※にかわ職人の主成分である膠(にかわ)は木の表面の凹の部分にあたる導管、仮道管に含浸し、ちょうど錨を引っかけるような形で硬化、接着します。 (「膠のアンカー効果」と言われています)
従って、広葉樹などの目が詰まった木(木の表面に凹の部分が少ない)の接着には向いておりません。あらかじめご了承下さい。
※床暖房への利用につきましては、にかわ職人の主成分である膠は接着後、 63℃以上にて恒常的に加温されると再度融解し、剥離する可能性があります。従って、床暖房を63℃以上の高温で恒常的に利用される場合には、おすすめしておりません。また、63℃以上での利用でなくとも湿度等の諸条件により剥離する可能性もありますので、十分ご注意く下さい。
一般的に建築用接着剤として広く使われているものとして白ボンド、木工用ボンドがあります。これらのボンドにはホルムアルデヒドも含まれていますが、キャッチャー剤によって吸着し揮発させていません。ただ、キャッチャー剤の有効期限は3年程度なので、それ以降はホルムの揮発がおこります。
にかわの接着剤の場合、100%自然素材ですから人体の影響はなく、百年前の建築物に使用されているにかわが、ほとんどはがれたりしていないことが、強度を実証しています。接着テストでも白ボンドよりも優れている試験結果が出ています。
シックハウスの原因となる有害化学物質を全く使わない、住まい手の安全性を考えた接着剤なのです。
膠(にかわ)と木酢液をベースとした天然接着剤です。 天然素材の接着剤には古代から近代まで、様々な材料が用いられてきました。
にかわは、動物の骨や皮から製造したもので、平安時代に墨の技術とともに中国から日本 へ伝わりました。でんぷんにはない強力な接着力と短時間での接着が認められ、武具などにも用いられたほどです。また、中国・ヨーロッパ・エジプトなどでは紀元前から使われた代表的な接着剤です。