にかわ職人の「膠」の歴史についてご紹介します。
膠の歴史は古く、5000年以上前の古代から利用されていたと考えられ、平安時代に製墨原料・建築・医薬品(造血剤)などの材料として、中国から日本に伝わりました。
中国、南北朝時代の道士で学者の陶弘景によると、膠には以下の清濁3種類のタイプがあります。
(1)清くて薄いものは画に使用
(2)厚くて清いものは盆覆膠(ぼんふくきょう)と呼ばれ、薬用に用いる
(3)濁って黒い物は接着剤として使用
膠は古くから、様々な分野で利用されていることがわかりますね。
自然素材100%のにかわ職人。
サンプルもご用意しておりますので、ぜひお試しください。
営業購買課:日野ゆみこ