こんにちは。
OK-DEPOTの室内ドアの引き戸には、戸車仕様と上吊り仕様がございます。
今回は、片引き戸において、その2つの違いについてご説明いたします。
■戸車仕様
建具の下部に戸車(車輪)が取り付けられており、床のレールの上を戸車が移動することで開閉する仕様。
<メリット>
・コストが比較的安価。
・重さを下で支えるため、比較的重い戸でも使用することが可能。
・床にレールがあるため、設置が比較的容易。
<デメリット>
・レールの溝にゴミや埃が溜まりやすい。
・段差が生じるため、つまずきの原因になったり、バリアフリーの観点からすると不向き。
・長期間使用していると、戸車の摩耗やレールの汚れが原因でスムーズな開閉に支障が出ることがある。
戸車仕様は最も一般的な引き戸の方式となります。
和室、洋室、リビング、納戸など、様々な場所に使用可能でございます。
特にコストを抑えたい場合や、重量のある扉を設置する場合におすすめです。
■上吊り仕様
床にはレールがなく、戸の上部のレールに扉が吊り下げられた状態で開閉する仕様。
<メリット>
・床面にレールがないため、掃除がしやすい。
・床に段差がなく、つまずきの心配がなく、バリアフリーに適している。
・開閉がスムーズで静か。
<デメリット>
・コストが戸車仕様に比べて高価。
・上部で重量を支えるため、重量のある扉には不向き。
・設置の際、天井補強が必要になる場合があり、施工がやや複雑。
上吊り仕様は、段差をなくしたい場所や、静かでスムーズな開閉を求められる場所に適しております。
バリアフリー化を進めたい住宅、モダンなデザインの住宅などにおすすめです。
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外商一課 カワハラユリカ