無垢床(むくゆか)と聞くと、「高そう」「手入れが大変」「キズに弱い」など、ネガティブなイメージを持たれることがあります。
しかし、実際に使ってみるとその印象がガラリと変わる人が多いのも事実です。
今回は、無垢床に関してよくある5つの誤解と、その真実をわかりやすくご紹介します。
確かに合板フローリングに比べて、表面は柔らかくキズがつきやすい傾向があります。
しかしそれは、裏を返せば**「リペアがしやすい」「味わいが増す」**ということでもあります。
表面に塗装されている合板フローリングは一度キズがつくと補修が難しいですが、無垢床はヤスリで簡単に磨いたり、オイルで目立たなくしたりと手直しが可能です。
年月を経るごとに風合いが深まり、「キズが味になる」—そんな魅力があるのが無垢床です。
一見すると価格が高いように見える無垢床。
でも、「長い目で見たらコスパがいい」というのをご存じですか?
安価な合板フローリングは、10年〜15年で張り替えが必要になるケースもあります。
一方、無垢床はもっともっと長く使えるうえに、前述のように部分補修も可能。結果として張り替え頻度が減り、長期的には経済的になることも。
「無垢床はこまめにオイルを塗らないといけない」と思われがちですが、実際はそこまで神経質になる必要はありません。
日常の掃除は乾拭きや固く絞った雑巾で大丈夫ですし、LOHAS OILでのメンテナンスはとても簡単。
数年に一度、必要に応じてオイルを塗り直せば、自然な風合いを保てます。
無垢材は天然の木そのもの。季節によって膨張・収縮する性質があり、「隙間ができるのでは?」と不安に思う方も。
でもこれは「生きている素材」ならではの自然な反応です。
最近は施工技術も進化し、適切な乾燥処理や施工方法を取れば大きな問題は起きません。
むしろ、その動きがあるからこそ、無垢床には「呼吸するような心地よさ」があるのです。
「無垢床はナチュラル系の家にしか合わない」と思っていませんか?
実は、木の種類や仕上げによって、モダン・和風・北欧風など、どんな空間にも馴染むのが無垢床のすごさ。
たとえば、ウォールナット材は高級感のあるシックな空間に、ナラ材やオーク材はナチュラルで明るい雰囲気にぴったり。
色や木目の個性を活かせば、デザインの幅はむしろ広がります。
本当の魅力は「使ってからわかる」
無垢床には誤解されやすい点も多いですが、それは一方で、「使ってこそわかる魅力がある」素材だからとも言えます。
実際に足を載せて感じるぬくもり、時間が経つほどに深まる風合い、家族の思い出とともに刻まれるキズや色の変化。
無垢床は、暮らしの中で「育つ」床なのです。
もし、あなたが今、「無垢床、気になるけど…」と迷っているなら、ぜひ一度実物を触れてみてください!!
その一歩が、暮らしを変えるきっかけになるかもしれませんよ!
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OK-DEPOT 中野
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