弊社のにかわ職人をご購入いただいたお客様より、施工のお写真をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
なんと、「文化財建造物の修復工事」にご採用いただきました!
にかわ職人とは、自然素材100%の接着剤となります。
自然素材100%の接着剤なので、シックハウスの原因となる有害化学物質を全く使わない、住まい手の安全性を考えて作られた商品です!
膠(にかわ)は、昔から使われていた含侵系の接着剤で、法隆寺の五重の塔などにも使われていたそうですよ。
今回の文化財などの修復には、とてもピッタリですね!
今回の工事は、寄木張りの修復工事とのことです。
寄木張りとは、いったん粗板(あらいた)で床板を張り、その上に数種の木材の小片を接着材で貼(は)り合わせ床面を仕上げる工法です。
明治・大正時代に建てられた洋館にこの寄木張りが採用されたことから、クラシックな雰囲気も感じさせるデザイン性の高く、高級邸宅で使用されることが多いそうです。
<寄木剥がし>
<寄木張り>
剥がすことももちろんですが、張る工程もとても繊細な作業ということがお写真から伺えます。
こうやって、修復された後も長い間、受け継がれていくのですね!本当に凄いです。
今回、このような貴重なお写真をいただきました、神奈川県横浜市のK社様。
本当にありがとうございました!
外渉課 かとうあかね