こんにちは!開発課の薄田です。
本日はLOHAS material 無垢建材の仕様として展開している突板と集成材について
ご紹介したいと思います。
突板とは、無垢材をシート状にスライスして、集成材の表面に貼り付けた木材のことです。
木目や色などが美しい木材をベニヤ板や集成材に貼り付けることで、デザイン性を高める効果があります。
用途 :家具、建具、床板など。
メリット :コストを抑えて見た目を美しい仕上がりにする。
デメリット:突板を張るという工程が加わり、集成材よりもコスト高。
厚みが0.2~0.6mm程度と薄いものも多く、メンテナンス不可。
集成材とは、製材された小角材などを乾燥し、節や割れなどの欠点の部分を取り除き、
繊維方向をそろえて接着剤で接着してつくる木質材料のことです。
用途 :テーブル、カウンター、階段など。
メリット:天然材に比べ、強度や寸法安定性、耐久性に優れ、湾曲した材料も製造可能。
デメリット:木目のばらつきやピースごとに色のばらつきなどが出る場合がある。
LOHAS materialシリーズの突板仕様に関しては、2mm前後の突板(挽板)を使用する事で、
汚れや傷などの経年変化時に、サンドペーパーなどでメンテナンスを行う事が可能となっています。
また、芯材に集成材を使用する事で、無垢一枚板と比較すると、伸縮やねじれなどに対して、寸法安定性もあります。