こんにちは。エアラボのウスイタツヒコです。
光や風、断熱、省エネ、自然素材、そして暮らしを愉しむ! が私たちのパッシブデザインのコンセプトです。
性能の高い家を設計するときには、
冬には太陽熱を取り込み、熱を逃がさないように断熱を計画、
夏には日射を遮蔽し、熱を逃がすように卓越風などを読み通風を計画します。
そんななか、簾戸 – すど- が現代住宅で注目をあびています!!
簾戸は、プライバシーを守り、日差しを遮り、風を通す夏限定の建具だと思ったら、
冬場でも有効な使い方ができるからなのです。
その理由は・・・
その1 : ガラスの性能が良くなった!
その2 : 暖房空気をはこぶ!
まずは、その1 : ガラスの性能が良くなった!
これまでのガラスは一般的に、断熱性能を上げていくと、日射が入りづらくなるといった矛盾を抱えていました。
断熱性を上げるために3枚、4枚とガラスをどんどん増やしていけば日光が入りづらくなるのはなんとなく想像できますよね(´ε` )
しかし、最近は断熱の良いガラスでもこの日射の入りやすさが、
ガラス1枚でも2枚でもあまり変わらなくないように改良されてきました。
ところで夏と冬の太陽を見てみましょう!
冬場は太陽の高度が低いので、
日をよく取り込むマドだと、「まぶしいっ」てなっちゃうんですね。
そこでこの簾戸くんが大活躍!
光を遮るサングラスのような役割を担ってくれるのです ^●_●^
ちなみにドイツでは日本よりも太陽が低いところにある期間が長いので、まぶしさ対策が必要なのです。そこで外付けブラインドをほぼ全ての建物で使っているのです。
その2 : 暖房空気をはこぶ!
断熱性のとても良い家では厳しい冬場でもエアコン1台で ぽ っ か ぽ か ~、
とは言われていますが、
実際の生活上、やはりエアコン1台では難しいことがあります。
それは間仕切りや建具があったり、
市街地ではプライバシーがあるので、
シャドーカーテンやブラインドをおろして、
空気の流路や、熱の流路を妨害するからです。
せっかく、マドから太陽の熱というお恵みをいただいても、
熱や空気をそこで止めているなんて、非常にもったいないと思いませんか・・・?(´・ω・`)
簾戸は、プライバシーをしかっり守り、熱・空気の通りもとても良いのです。
冬と夏どちらもいけちゃうマルチでパッシブな建具なのです!
簾戸-sudo-はOK-DEPOTサイトでお取り扱いしております。
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エアラボ ウスイタツヒコ