こんにちは。
毎日、本当に暑いですね!
本日は日本に昔からある、伝統的な建具「簾戸(すど)」についてご紹介させていただきます。
ところで、夏に大活躍の簾戸(すど)ですが、本当に涼しくなるのか気になりませんか?
実は、簾戸をつけたとしても、実際には1℃ぐらいしか変化がないそうです。
しかし、昔の方もそうですが、なぜ簾戸をつけた部屋は涼しく快適に過ごせるのでしょうか?
主に下記の5つが考えられます。
【簾戸の涼しさのヒミツ】
?室内に風の通り道をつくり、汗を蒸発させる。
真夏の密閉された空間では、湿度が飽和状態になり汗が流れ落ちます。
しかし、簾戸にすることによって、風の通り道を作り、汗を蒸発させ温度を下げることができます。
身体の熱を下げるので、熱中症対策にもなりますね。
?遮蔽
夏の強い日差しを遮り、室内の温度上昇を抑えることができます。
?冷房対策
夏はどうしてもクーラーを使いすぎてしまいますが、簾戸にすることによって使いすぎを押さえることができます。
ずっとクーラーにあたっていると気分が悪くなることはありませんか?
暑い場所⇒冷えた場所へと繰り返すと、体温調整をつかさどる自律神経が弱ってしまうようです。
?脳を心地よくする
密閉された空間ではなく、風を感じ涼しさを感じることで、自律神経が整い、血圧が下がることもあるそうです。
?地球環境
エアコンの使用することにより、室内の熱+電気消費の熱・発電所の熱も出しており、部屋の温度は下がりますが、
街全体は温めてしまうことになります。
我慢しすぎはよくはないですが、エアコンの使用頻度を減らせれば、きっと環境にもよくなりますね。
外渉課 かとうあかね