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「接着剤も風邪をひく?のお話とCract series Cract s.tabel(クラクト サイドテーブル)L10パステルイエロー色の紹介」

  • 接着剤も風邪をひく?のお話とCract series Cract s.tabel(クラクト サイドテーブル)L10パステルイエロー色の紹介

  • 投稿日:2024年02月24日 カテゴリー:LOHAS material | Cract series | Cract s.table | OK-DEPOT furniture | LOHAS OIL
  • こんにちは
    寒いですね
    気温の変化が激しいので体調管理が大変ですよね。
    今日は接着剤についての小話と、最近ご注文いただいたサイドテーブルのご紹介をしたいと思います。

    「ノリ風邪ひいちゃうから、塗装場に移動しとけよ‼」
    これは私が職人なりたてのころの、秋からいよいよ冬になるくらいの時期に、師匠から言われた一言です。
    ここで言うノリとは接着剤で、工房の中で、冬場一番暖かい部屋は塗装場で、塗装の乾燥等のために24時間暖房をつけていました。
    場所は岐阜県高山市、冬は-15℃なんて日も。

    接着剤が風邪をひく?結論から言うと風邪をひきます。
    ここで言う「風邪をひく」は、使用不能になることです。接着剤も温度が低いと凍るものもあります。メーカーや成分にもよりますが、木工系の接着剤は凍るものが多く、一度凍ってしまうと解けても、分離したり、固まったり、塗れたとしても本来の接着能力は発揮されません。そのことを風邪をひくと言っていたのです。

    日本語(標準語?方言なのかな?)の表現は本当におもしろく、諸説ありますが
    「風邪をひく」⇒湿気や乾燥によって、鮮度や風味が落ちたり、劣化して使えなくなる。
    という意味で使われたりします。接着剤以外でも
    セメント、石膏、コーキングとか、小麦粉・お茶・酒とかの食品にも使われたりするようです。

    OK-DEPOTのある埼玉は、そこまで冬場の接着剤の保管には、神経質にならなくても良い気温ですが、
    保管温度があるように、接着作業をする際の「最適な温度」はあります。

    2月5日〜6日にかけて雪が降るくらい冷え込みました。

    その時期の組立は暖房のついた部屋で行いました。
    適切な温度内での作業で、適切な接着強度が保たれるように
    気温にも気をつけて作業しております。

    こちらのサイドテーブルも寒い時期に製作したものです。

    「安心してください。くっついています‼」

    サイドテーブル

    品番:CS02-A●N-P3

    デザイン:№3

    樹種:A:アッシュ材

    色:国産自然オイル塗料 LOHAS OIL(ロハスオイル) カラー      

    L10:パステルイエロー

    サイズ:P2:W350×H600×D400

     

    続くときは続くもので、パステル系の色のご注文をいただきました。派手すぎないイエローが優しさを演出しますね。前回紹介したターコイズブルーといい今回のパステルイエローといい本当に柔らかい。
    〜~幸せの黄色いサイドテーブル〜~
    ………私の世代がバレバレですね(笑)

    春はもうすぐとはいえ、まだ寒いのでお体お気を付けください。

    開発課:ヤマダ