こんにちは
今回は前回の続き、使用樹種であるパイン材の簡単な特徴を紹介をしようと思います。樹種選択の参考になれば幸いです。
パインの他2樹種との一番大きな違いは、針葉樹であるということです。
まず、木目(年輪)に注目してみましょう。木は成長する時期とスピードがあり、春から夏にかけて成長する部分を「早材」、夏からで夏の終わりに成長するを「晩材」(夏目と冬目等いくつか呼び名がある)と言い、比重や硬さが違います。簡単に言うと年輪の色の濃くて細い線と、薄くて幅の広い部分に特徴の違いがあります。こういった特徴や、パインは特にヤニが多いことから、塗装の色ムラや、濃淡がでやすいので、もしなるべく均一な色合いをもとめる場合はアッシュやオークをおすすめします。
次は針葉樹の細胞の特徴です。約95%がストローのような細い管で構成されていて、穴だらけのスポンジのような構造をしています。そのストロー状の空洞に空気を蓄えることができるため、断熱効果があります。床材に使うとオークなどの広葉樹に比べ暖かく感じるのはそのためです。
でも空洞が多いということは柔らかいといううことになります。柔らかいということは、傷がつきやすいということになります。
「傷がつく」ということから、
傷がつくから丁寧に扱うという考え方もできますし、
逆に傷がついても、柱に子供の背の高さを記していくのと同じように、歴史や思い出の記しとし、経年変化の一部とらえるという考え方もできます。
パイン材はそんな優しさがある材料だと思います。
■画像仕様
CS03-ADN-P1
デザイン No03
樹種 A:アッシュ
カラー D:ダークブラウン
サイズ P1:H500
※画像はイメージです。
板の厚み:三面全て25mm
重量:約10kg
■選べる仕様
・デザイン
01
02
03
・樹種
P:パイン
A:アッシュ (+2,669円)
O:オーク (+2,669円)
カラー(国産自然オイル塗料LOHAS OIL)
・キャスター
N:なし
C:あり(+3,234円)
・サイズ
P1:W350×H500×D400mm
P2:W350×H600×D400mm
P3:W350×H700×D400mm
Cract series Cract s.tabel(クラクト サイドテーブル)はコンセント付きを含め4デザイン、3サイズ、54色展開です。
またサイズオーダーも可能(要見積)です。
W(巾) ・H(高さ) ・D(奥行) の 3方向を10mm単位でオーダーすることができます。
※ご希望の場合は、フォームよりお問い合わせください。
<最大作成サイズ>
巾(W):800mmまで
高さ(H):800mmまで
奥行(D):500mmまで
家具は生活の道具です。より身近で愛着の持てる、ついてしまった傷も愛らしく思えるような、共に生きると言うと大げさですが、そのような存在になるような家具をお客様に届けていきたいです。
来年もよろしくお願いいたします。
開発課:ヤマダ