無垢フローリング施工後の養生について、
幾つか注意点があります。
特にオイル仕上げなどの場合、
養生テープの糊残りや日焼けなどの
トラブルになるケースがあります。
今回は、そんな無垢フローリングの養生手順について
レクチャーしていきたいと思います。
1.
壁の約30mm手前まで養生ボードを隙間なく敷き込んだ後、
壁面との隙間にL型養生材を壁面から巾木の厚み分離して設置してください。
養生材同士はテープ止めしてください。
2.
壁を仕上げる前に画像のようにL型養生材を横にすることで
壁面を仕上げるための隙間を設けます。
3.
壁を仕上げた後に横になっていたL型養生材を元に戻します。
最初に壁面との間に設けていた10mmの隙間に巾木が納まります。
いかがでしたでしょうか。
養生剥がしのタイミングで症状が発覚すると
リカバリーがクリーニング後になる可能性も高いです。
事前知識として養生方法を認識していただき
キチンと引き渡しができるよう備えていきましょう。
L型養生材は弊社でもご用意可能ですので、
無垢フローリングと一緒にご用命くださいませ。
OK-DEPOT 荒木恵