LBSを施工する際にありがちな「重ね貼り」のお悩みについて、その対処法をご紹介します。
まず、結論からお答えしますと、LBSを重ねて貼ってしまった場合でも、仕上げ材の種類や厚みにより、適切な対処をすることで、問題なく仕上げることができます。
薄い仕上げ材(例:漆喰)の場合→継ぎ目の不陸調整が必要
漆喰などの薄い仕上げ材を使用する場合、重なっている部分の継ぎ目が目立ちやすいです。こうした場合、継ぎ目をパテでしっかりと不陸調整することをお勧めします。その後、仕上げ材を施工することで、フラットで美しい仕上がりが期待できます。
厚い仕上げ材(例:珪藻土)の場合→そのままでも大丈夫なことも
珪藻土のように仕上げ材の厚みが2mm程度ある場合には、重なっている分はそれほど目立ちません。この場合は、特にパテの不陸調整をされなくてもそのまま仕上げていただいて問題ないことが多いです。もし、どうしても不安な方にはパテ処理を推奨しております。
しかしながら、継ぎ目の不陸が気になる方は、やはり不陸調整をしたうえで仕上げると安心です。
施工の過程でクロスを重ね貼りしてしまっても、仕上げ材にあわせて適切に処理することで綺麗に仕上げることが可能です。LBSを用いることで、見た目の美しさと機能性を両立させることができます。
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営業購買課:日野ゆみこ