暑いですね~ 夏ですから 夏を楽しみましょう!!(やせ我慢……カラ元気……汗……)
今回はCract mirrorの紹介です。
Cract mirrorは框幅30mmの細い木枠のミラーですが、今回、框幅を50mmに変更のオーダーを受けました。
さて次の2枚の画像、どちらが正面でしょうか?
正解は右側の画像です。
現在のCract mirrorの仕様は、框の表面に段差はなく、内側外側ともに2R面がとられています。
ということは左側の画像は、通常見ることのできない裏側になるのですが、框に段差があるのも、何かきれいに見えませんか?
この段差自体は、じつはミラーと裏板が入る段差なのです。
組んでしまうと裏側や内側に隠れて見えなくなる部分が、造形的に美しかったりすることがあり、
また、外から見たら同じだけど、実は全く違う方法で接合されていたりだとか
そんな完成品では決して見ることができない部分を、見ることができるのも作り手ならではの特権だったりします。う~ん、木工って本当に面白い‼
ミラーが入った完成品がこちらになります。
Cract mirror:CM-A●W(樹種:アッシュ W800 × H1200 カラー:LOHAS OIL L15シナモンブラウン)
サイズが W800 × H1200 と大きめなので、幅が広い框に変更しても野暮ったくならず、むしろ重厚感が増した様に感じられますね。
特注サイズなので違うサイズになりますが、左が框幅50mmで右が30mmになります。
また、今回は裏側を見ていただきましたが、正面に段欠きなどの変化があったり、違う形や大きさの面もあっても面白いのかなっと思っています。
框の幅や厚みとも関係してきますが、「面をセレクト」を絶賛検討中なので楽しみに待っていただければと思います。
開発課 加工場 ヤマダアキラ