こんにちは!開発課 新井です。
日に日に朝晩は冷えるようになりましたね。
底冷えする日も近づいていますが、お家で暖房に頼らず温かく過ごしたい・・・
ということで、今回は無垢材の断熱効果についてご紹介します!
【無垢材の特徴?断熱性について】
木材とコンクリートの断熱性を比較した場合、木材はコンクリートの約10倍の
断熱性があると言われています。
無垢材は空気を多く含んでおり、その空気は熱伝導率が極めて低い為、
床方向や壁方向から入ってくる温度差を室内に伝えにくい構造になっており、室内の温度を一定に保ってくれます。
合板の床材も同じ木では?と思われるかもしれませんが、合板は木をボンドで貼り合わせる為、木の多孔質な部分(空気を含む事の出来る穴)をふさいでしまうのです。
空気を含まない木は熱伝導率が高く、人の体温を奪ってしまったり、木自体が冷え、室内を冷やしてしまいます。
下記は全て同じ断熱性能にするために必要な厚さの比較図です。
表面温度や隙間風等を考えると一概には言えませんが、断熱性能だけを考えると同じです。
丈夫でしっかりしていそうなコンクリートも、断熱材がなければ厚さ、寒さは全くしのげないということです。
杉や桐などの柔らかい木ほど、より温かさを感じられますので、ぜひ手足で触れて木のぬくもりを体感してみてください!
~~過去の無垢材の記事はこちらからご覧ください~~