弊社で取扱いをしている床材や建具の樹種について少しずつご紹介いたします。
本日はパイン材です
パイン材の良さを簡単に表現をすると、柔らかさ、色変わり等が上げられ、視覚的に木目や節などの素朴さから安心を感じることが出来ます。嗅覚ではリラックスできる効果があり、触覚は温かみのある自然の木の感触が心を癒します。
パイン材の特徴
パイン材は針葉樹になりますので、木の硬さは柔らかいです。この柔らかさが温かみを感じる大きな要因だと思います。
硬いものと柔らかいものではもちろん柔らかい方が熱・音・湿気・光の吸収率は高いですよね。それと同じくパイン材も熱・音・湿気・光を吸収し、快適な住空間を作ってくれます。また、素足で生活をする日本人には柔らかい床のほうが体重をクッションとして支えてくれますので、足首、ひざ、腰に負担が少ないです。もちろん、柔らかいためにキズも付きやすくなりますし、湿気を吸うことにより木に動きが出ます。
もう一つ注目すべき点は木の香りです。
針葉樹と広葉樹とでは針葉樹の方が木の香りが強いですよね。特に檜の木は香りが強いです。この香りの正体はフィトンチットと呼ばれています。たとえば『森林浴』。ストレスをやわらげて、身も心もリフレッシュさせる森林浴の爽快感は、みなさんもよくご存じですね?森林浴効果の他にも、抗菌、防虫、消臭などのさまざまな働きがあります。木の香りには神秘的で不思議な力があるのです。