膠(にかわ)と木酢液をベースとした天然接着剤です。 天然素材の接着剤には古代から近代まで、様々な材料が用いられてきました。 にかわは、動物の骨や皮から製造したもので、平安時代に墨の技術とともに中国から日本 へ伝わりました。でんぷんにはない強力な接着力と短時間での接着が認められ、武具などにも用いられたほどです。また、中国・ヨーロッパ・エジプトなどでは紀元前から使われた代表的な接着剤です。