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「無垢床材施工時の注意点~養生~」

  • 無垢床材施工時の注意点~養生~

  • 投稿日:2019年07月06日 カテゴリー:LOHAS material | 無垢フローリング
  • 無垢床材の施工時の注意点をご紹介します。

    無垢の床材は木の温もりや香りがあり、メンテナンスをすれば

    一生ものといわれるほど長持ちします。

     

    せっかくの無垢の風合いを活かすにはやはり塗料の存在が欠かせません。

    OK-DEPOTでは無垢にマッチする自然塗料:LOHAS OILを使用し

    着色した床材も販売しています。

     

    床材を施工する時、順番として床張りを終えてから内装に着手します。

    なので、通常であれば床材施工後すぐに汚れや傷をつけないように

    養生しておくのが常識です。

    さて、この養生ですが、一つポイントがあります。

    OK-DEPOTの無垢床材を販売した際に施工マニュアルを同送しています。

    その中でのポイントはこちら。

     

    【養生のポイント】

    ①床面のごみを掃除機で吸い取ったあと、水気を避け、

     乾いた雑巾でほこりをふき取ってください。細かい傷を防ぎます。

    ②通気性のある養生シートまたはボードで施工面全面を覆い隠してください。

     オイルの噴き戻しや床材の膨張、色ムラ等を防止します。

    ③浸透性塗料での塗装の場合、粘着テープによって塗装がはがれたり、

     汚れ変色の原因になる場合がありますので、養生テープが床材に直接触れないようにしてください。

     やむをえず使用する場合は、粘着力の弱いものを使用し、

     出来るだけ短期間ではがしてください。

     

    難しいことではないのですが、この養生を怠るとリカバリーが難しいこともあります。

    特に③の養生テープについては注意が必要です。

    その例をみてみましょう。

     

    直接無垢フローリングに養生テープを貼付ししばらく時間が

    経過してしまった場合、このようになることがあります。

     

    画面の下のほうを見るとテープ痕があり、その部分だけ色が抜けてしまっている

    ようにみえます。

    他の画像もみてみましょう。

    こちらも巾木より部屋側数センチの部分が色が変わっています。

     

    特に無塗装やオイル塗装の場合、養生テープの粘着部分が溶けて、

    木目に入り込み他の箇所とくっきり色の差がついてしまう場合があります。

     

    このようになってしまった場合は次のように対処してください。

    対処方法

    ①シンナーを薄めて軽く付着した糊の部分を拭く。

    ②それでもきれいにならない場合は#180程度のサンドペーパーで

     サンディングし再塗装してなじませてください。

     ※最初は目立たない部分でお試しください。

     

    これで無垢の風合いは戻りますね。

     

    LOHAS OILは非常に木部に浸透しやすく着色しやすい塗料ですが

    粘着テープの糊が溶けてしまうとオイルごと剥がれてしまうことがあります。

    直接無垢に触れないよう巾木からテープを貼ったり

    オイルとの相性がよいテープを使用したり、マスキングテープをうまく

    活用するなどお試しください。

     

     

    OK-DEPOTのオススメする無垢床材はこちら

     

     

    建材事業部 外渉課 フセヒロシ